あなたの気持ちに寄り添う診療を

双極性障害(躁うつ病)とは、気分が異常に高まる「躁状態」と、気分が異常に落ち込む「うつ状態」を繰り返す病気です。

この気分の波が激しいことが特徴で、症状が現れない期間(寛解期)が挟まることもあります。
適切な治療を受けることで、気分の波を安定させ、日常生活を取り戻すことが可能です。

こんな症状はありませんか?

以下のような症状が見られる場合、早めの受診をおすすめします。

躁状態の症状
・異常に気分が高揚し、楽観的すぎる
・自分が何でもできると感じる
・普段以上に活発でエネルギッシュになる
・衝動的な行動を取る(浪費や軽率な決断など)
・睡眠が少なくても疲れを感じない

うつ状態の症状
・気分が沈み込んで、何をするにも意欲がわかない
・疲れやすく、集中力が低下する
・自分を過度に責めたり無価値感を感じる
・食欲や睡眠の変化が著しい
・将来に対する希望が持てない

症状が数日から数週間続くことが特徴です。

このような治療を行います

薬物療法

躁状態やうつ状態をコントロールし、再発を防ぐために、症状に応じて適切な薬を処方します。医師が慎重に経過を見ながら調整を行い、副作用にも配慮しながら治療を進めます。

心理療法

認知行動療法(CBT)を用いて、気分の変動に対処するスキルを身につけます。気分の波によって生じるストレスや行動パターンを見直し、日常生活を安定させる方法を学びます。また、生活リズムを整えるためのカウンセリングも行います。

生活習慣の改善サポート

生活の乱れは双極性障害の悪化につながるため、規則正しい睡眠やストレス管理をサポートします。適度な運動やバランスの取れた食事、リラクゼーション法を取り入れることで、症状の安定を目指します。日々の習慣を整えることで、再発予防にもつながります。

家族や周囲への支援

患者さまの回復には、ご家族や周囲の理解とサポートが欠かせません。当クリニックでは、病気への理解を深めるための説明や、接し方のアドバイスを行っています。ご家族が安心して支えられるよう、一緒に考えながらサポートします。

双極性障害は、適切な治療を受けることでコントロールが可能です。
気分の波でお困りの方は、ぜひ当クリニックにご相談ください。