あなたの気持ちに寄り添う診療を

不安障害は、強い不安や恐怖を過剰に感じ、その状態が長期間続く心の病気です。

日常生活に支障をきたすほどの不安を感じる場合や、特定の状況や物事に対して過剰な恐怖を抱く場合がこれに該当します。

不安障害にはいくつかの種類があります。

全般性不安障害:日常の些細なことに過剰に不安を感じる
パニック障害:突然の激しい不安発作(パニック発作)が繰り返される
社交不安障害:人前に出ることや人と話すことへの強い恐怖
特定の恐怖症:特定の物や状況に対する過剰な恐怖

不安は誰でも感じる感情ですが、不安障害の場合はその程度が強すぎたり長引いたりするため、専門的な治療が必要になることがあります。

こんな症状はありませんか?

以下のような症状が3つ以上ある場合、不安障害の可能性があります。

・いつも漠然とした不安を感じている
・心配事が頭から離れず、眠れないことが多い
・動悸や息苦しさを突然感じることがある
・汗をかいたり、手足が震えたりする
・人前で話したり注目を浴びると極度に緊張する
・特定の場所や状況を避けるようになっている
・些細なことでも過剰に心配してしまう
・体の不調(胃の痛みや疲労感)が続いているが原因がわからない

このような治療を行います

認知行動療法(CBT)

不安の原因となる考え方や行動のパターンを見直し、適切な対処法を学ぶ療法です。「どうしてこんなに不安になるのか」を一緒に考え、不安を和らげる具体的な方法を身につけます。

曝露療法

不安を引き起こす状況に少しずつ触れる練習を行い、恐怖や不安を軽減していく治療法です。回避しがちな状況を克服し、日常生活を取り戻すためのサポートをします。

薬物療法

症状の程度に応じて、抗不安薬や抗うつ薬を適切に使用します。薬は医師が慎重に処方し、経過を見ながら調整を行います。

生活習慣の改善サポート

規則正しい睡眠や食生活、適度な運動など、心身の健康を保つためのアドバイスを行います。日常生活の中で不安を軽減する方法を一緒に考えます。

当院では、患者さま一人ひとりに寄り添い、最適な治療プランを提案しています。
心の不調が続くと感じたら、ぜひ一度ご相談ください。