あなたの気持ちに寄り添う診療を

記憶力や判断力、思考力の低下により、日常生活に支障をきたす病気です。

アルツハイマー型認知症や脳血管性認知症など、さまざまな原因で発症し、加齢とともにリスクが高まります。また、本人が気づかない場合も多く、家族や周囲の人が変化を感じるケースも少なくありません。適切な治療やサポートにより、症状の進行を遅らせることが可能です。

こんな症状はありませんか?

家族や周囲の人がこれらの症状に気づいた場合、お早めにご相談ください。

1. 記憶に関する症状
最近の出来事を忘れる(同じことを何度も聞く、話す)
物を置いた場所を思い出せない

2. 判断力や思考力の低下
簡単な計算や日常的な判断が難しくなる
料理や買い物などの手順が分からなくなる

3. 行動や性格の変化
急に怒りっぽくなったり、気分が不安定になる
人付き合いを避けるようになる

4. 見当識障害
日付や場所、自分がどこにいるのか分からなくなる

このような治療を行います

診断と評価

認知機能検査を用いて、認知症の種類や進行度を評価します。また、ご家族からの情報も丁寧に伺い、症状の把握に役立てます。

薬物療法

アルツハイマー型認知症の進行を遅らせる薬や、不安や興奮を和らげる薬を使用します。医師が症状や状態を見ながら適切に調整します。

リハビリテーションと生活支援

認知機能の維持を目的とした脳トレーニングや、日常生活での困難を軽減するためのリハビリを提供します。また、生活環境の工夫や介護負担を軽減する方法を一緒に考えます。

家族への支援とアドバイス

認知症のケアには、家族のサポートが欠かせません。当クリニックでは、介護の方法や適切な接し方のアドバイスを行い、負担を軽減するお手伝いをします。地域の介護サービスや支援制度の情報提供も行っています。

認知症は早期発見・早期治療が重要です。
本人だけでなく、家族や周囲の方の気づきが大切です。「最近いつもと違う」と感じたら、ぜひご相談ください。
適切な診断とサポートで、患者さまやご家族の生活を支えます。